2012年03月13日
キミに100万円あげよう・・・
もしも こんな質問をされると
どうする?
何かウラがある?
と考える?
ある心理テストなの。
メンター溝口耕児先生から送られてきたメルマガより
転記して、紹介します。
長文ですが 良かったら、お付き合いくださいませ。
==============
本日のテーマ
『ノーベル経済学賞に学ぶ意思決定術』
に入っていきたいと思います。
突然ですが、皆さんに質問です。
(質問1)
あなたの目の前に
以下の二つの選択肢が提示されました。
A:100万円が無条件で手に入る
B:コインを投げ、表が出たら200万円が手に入るが
裏が出たら何も手に入らない
(質問2)
あなたは100万円の負債を抱えているとします。
そのとき、同様に以下の二つの選択肢が
提示されたものとします。
A:そのまま100万円を支払う(真面目に返済)
B:コインを投げ
表が出たら支払いが全額免除されるが
裏が出たら、支払額が200万円に増額される
さぁ、皆さんは2つの質問に対して
それぞれどちらを選びましたか?街角でアンケートをとってみると
質問1は
≪選択肢A≫を選ぶ人の方が圧倒的に多く
質問2は
≪選択肢B≫を選ぶ人の方が圧倒的に多いそうです。
この一連の結果が意味することは
「人間は目の前に利益があると
利益が手に入らないというリスクの回避を優先し
損失を目の前にすると
損失そのものを回避しようとする傾向がある」
ということです。
わかりやすく言えば
「人間は利益に対しては
危険をおかすよりも確実に獲得したい
一方、損失に対しては、危険をおかしてでも
損失そのものを減らす方向にしたい」
という傾向があるということです。
さらに言うなら
人間は利益よりも損失に対して
過剰に反応してしまう
ということです。
この話は
2002年にノーベル経済学賞を受賞した
ダニエルカーネマン氏の
『プロスペクト理論』というものを
かみ砕いた内容になります。
ノーベル賞というと
何となく難しそうなイメージがありますが
これを知ることで、あなたの意思決定が
劇的に変わるかもしれませんので
何かをしながらではなく
じっくりと読み進めてください。
ここで、あなたが宝くじを当て
100万円を手に入れたとします。
このときの喜びを数字で表すと
+100ぐらいでしょうか。
今度は逆に
あなたが自分の貯金の100万円を
どこかに落としてしまったとします。
とても悲しいですよね。
そのときの悲しみは
数字で表すといくつでしょうか?
-100でしょうか?
多くの人はその悲しみは
+(プラス)-(マイナス)はもちろんのこと
その大きさにおいても
宝くじに当たった比ではないと感じるでしょう。
もしかしたら悲しみの度合いは
+150かもしれませんし
-300かもしれません。
つまり
「100万円もらう喜びと
100万円失う悲しみの大きさは違う」
ということなんです。
これこそがまさに
「人間は利益よりも損失に対して過剰に反応してしまう」
ことの証明です。
ですから
もしあなたが会社を経営していて
自社の製品を販売したいとします。
その際に、マーケティング戦略を決めるときは
人間は損失をこうむることを
極端に嫌うことを考慮しなくてはいけません。
製品を売るときは、相手のリスクを
徹底的に排除する必要があるのです。
みなさんも
「●●日使って効果がなかったら返品可能」
などという広告文句を
見たことがあるかと思いますが
相手のリスクを徹底的に排除する
という理由から考えても、非常に効果的でしょう。
事実、海外の有名マーケターの話によると
こうしたリスク排除にあたる保証は
かなりの効果があるようです。
このほかにも
人間には現状維持したいと考える傾向があることも
前述したカーネマン氏によって証明されています。
現状からの変化は
悪くなる可能性も、良くなる可能性も
両方ありえます。
そういった場合
人間は悪くなる可能性を恐れて
現状がよほどイヤでない限り
現状を維持しようとする…というものです。
「人はよほどのことがない限り
現状を維持しようと考え
かつ、損失をこうむることを極端に嫌う」
ということを頭に入れながら
マーケティングや意思決定を行うのが賢明でしょう。
自分が感じるリスクというものは
実際はそれほど大きくないことを自覚し
迷ったときは、ためらわず【Do it(行動)】するよう
心がけてください。
■【編集後記】■
本日は、"プロスペクト理論"という
難しい題材を元に
「人は損失をこうむることを極端に嫌う」
ということについて
お話させていただきました。
この事実は見方を変えることによって
2つの大きな知見を得ることができます。
1つ目は
「人は変化や損失を恐れるから
それを徹底的に排除してあげないと
業界No.2の会社がトップになるのは非常に困難である」
ということです。
2つ目は
「自分が直面している事実に対して
損失を過大評価していないか、冷静に判断できる」
というものです。
周りの方にも、ぜひシェアしてあげてください!!
今回のメールマガジンは皆様のお役に立てましたでしょうか?
今後もお役に立てる情報を提供し続けられるよう
努力してまいりますので、
ご愛顧いただければと思います。
最後までご愛読ありがとうございました。
メンタルセラピスト 溝口 耕児
==============
う~~~ん
すごく 考えてしまった。。。
脳のシワが増えたようです。
ついでに お顔のシワもかも。。。
3月14日 ハンサム ウーマン ミーティングvol.19
直接 いろんなお話を聴くチャンスです。
沢山の笑顔にお会いできますように♪
くれあブログ お読み頂き
有難うございます。
あなたは100万円の負債を抱えているとします。
そのとき、同様に以下の二つの選択肢が
提示されたものとします。
A:そのまま100万円を支払う(真面目に返済)
B:コインを投げ
表が出たら支払いが全額免除されるが
裏が出たら、支払額が200万円に増額される
さぁ、皆さんは2つの質問に対して
それぞれどちらを選びましたか?街角でアンケートをとってみると
質問1は
≪選択肢A≫を選ぶ人の方が圧倒的に多く
質問2は
≪選択肢B≫を選ぶ人の方が圧倒的に多いそうです。
この一連の結果が意味することは
「人間は目の前に利益があると
利益が手に入らないというリスクの回避を優先し
損失を目の前にすると
損失そのものを回避しようとする傾向がある」
ということです。
わかりやすく言えば
「人間は利益に対しては
危険をおかすよりも確実に獲得したい
一方、損失に対しては、危険をおかしてでも
損失そのものを減らす方向にしたい」
という傾向があるということです。
さらに言うなら
人間は利益よりも損失に対して
過剰に反応してしまう
ということです。
この話は
2002年にノーベル経済学賞を受賞した
ダニエルカーネマン氏の
『プロスペクト理論』というものを
かみ砕いた内容になります。
ノーベル賞というと
何となく難しそうなイメージがありますが
これを知ることで、あなたの意思決定が
劇的に変わるかもしれませんので
何かをしながらではなく
じっくりと読み進めてください。
ここで、あなたが宝くじを当て
100万円を手に入れたとします。
このときの喜びを数字で表すと
+100ぐらいでしょうか。
今度は逆に
あなたが自分の貯金の100万円を
どこかに落としてしまったとします。
とても悲しいですよね。
そのときの悲しみは
数字で表すといくつでしょうか?
-100でしょうか?
多くの人はその悲しみは
+(プラス)-(マイナス)はもちろんのこと
その大きさにおいても
宝くじに当たった比ではないと感じるでしょう。
もしかしたら悲しみの度合いは
+150かもしれませんし
-300かもしれません。
つまり
「100万円もらう喜びと
100万円失う悲しみの大きさは違う」
ということなんです。
これこそがまさに
「人間は利益よりも損失に対して過剰に反応してしまう」
ことの証明です。
ですから
もしあなたが会社を経営していて
自社の製品を販売したいとします。
その際に、マーケティング戦略を決めるときは
人間は損失をこうむることを
極端に嫌うことを考慮しなくてはいけません。
製品を売るときは、相手のリスクを
徹底的に排除する必要があるのです。
みなさんも
「●●日使って効果がなかったら返品可能」
などという広告文句を
見たことがあるかと思いますが
相手のリスクを徹底的に排除する
という理由から考えても、非常に効果的でしょう。
事実、海外の有名マーケターの話によると
こうしたリスク排除にあたる保証は
かなりの効果があるようです。
このほかにも
人間には現状維持したいと考える傾向があることも
前述したカーネマン氏によって証明されています。
現状からの変化は
悪くなる可能性も、良くなる可能性も
両方ありえます。
そういった場合
人間は悪くなる可能性を恐れて
現状がよほどイヤでない限り
現状を維持しようとする…というものです。
「人はよほどのことがない限り
現状を維持しようと考え
かつ、損失をこうむることを極端に嫌う」
ということを頭に入れながら
マーケティングや意思決定を行うのが賢明でしょう。
自分が感じるリスクというものは
実際はそれほど大きくないことを自覚し
迷ったときは、ためらわず【Do it(行動)】するよう
心がけてください。
■【編集後記】■
本日は、"プロスペクト理論"という
難しい題材を元に
「人は損失をこうむることを極端に嫌う」
ということについて
お話させていただきました。
この事実は見方を変えることによって
2つの大きな知見を得ることができます。
1つ目は
「人は変化や損失を恐れるから
それを徹底的に排除してあげないと
業界No.2の会社がトップになるのは非常に困難である」
ということです。
2つ目は
「自分が直面している事実に対して
損失を過大評価していないか、冷静に判断できる」
というものです。
周りの方にも、ぜひシェアしてあげてください!!
今回のメールマガジンは皆様のお役に立てましたでしょうか?
今後もお役に立てる情報を提供し続けられるよう
努力してまいりますので、
ご愛顧いただければと思います。
最後までご愛読ありがとうございました。
メンタルセラピスト 溝口 耕児
==============
う~~~ん
すごく 考えてしまった。。。
脳のシワが増えたようです。
ついでに お顔のシワもかも。。。
3月14日 ハンサム ウーマン ミーティングvol.19
直接 いろんなお話を聴くチャンスです。
沢山の笑顔にお会いできますように♪
くれあブログ お読み頂き
有難うございます。
Posted by 上原千賀子 at 00:12│Comments(0)
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